
「ブドウ糖を植物に与える」なんていったら、目を白黒させるかもしれません。
ところが、山野草の世界で、偶然ある種の山野草に大変効果的であるということを発見した人がいたのです。
”ある種”のというのは、ユリ科の球根植物のことです。
ユリ科の球根類に、ブドウ糖を水に溶かして、1,000倍くらいに薄めて施すと、球根の肥培に大変効果的であるということがわかりました。
他にも、この栄養分を欲している植物はたくさんあるようで、花付きの悪いキクザキイチゲなどにも与えると効果は甚大です。
一般に市販されているブドウ糖は、写真のような固形のものです。
これを、1g当たり1リッターの水で薄めて使用します。
とはいえ、固形のブドウ糖は、水では溶けませんので、熱いお湯で予め溶かしてから、10倍の水で溶かしたものをペットボトルなどに入れて保管します。
つまり、75gのブドウ糖でしたら750mlのお湯と水で溶かして保存します。
使うときは、6リッターのジョウロでしたら、60mlのブドウ糖水溶液をジョウロに入れて、6リッターの線まで水を入れてやれば、1,000倍液のできあがりです。
水溶液にしたブドウ糖は、一週間に一回くらいのペースで与えます。
液肥とブドウ糖を交互に与えてもよいでしょう。
カタクリは、鉢で栽培すると、花付きが悪くなって、葉っぱだけの観賞になりがちですが、このブドウ糖を施すことによって、見違えるほど花付きがよくなります。
ユリ科に限らず、球根類全般に効果があると思われますので、みなさんも色んな植物に応用してみてはいかがでしょうか。
固形のブドウ糖は、薬局や大きなスーパーなどでも売られています。
130gや150gくらいの量で、数百円で市販されています。
砂糖を水に溶かして代用することもできますが、水に溶けた分子が大きく、植物には吸収されにくいため、ブドウ糖よりも効果が半減します。
植物は、糖分を欲している?