
アカマツの苗に支えられるように咲く短小ヒメサユリ
5月9日、新潟市よりやや北の小高い山に登った。
連休明けとはいえ、平日のせいもあるのか人影は見あたらない。
案内板によると、標高235mとある。
山に行くときは、山野草が目当てなので、この程度の山で、果たしてどんな山野草が自生しているのか少し不安であった。
標高の割には、最初から結構きつい急斜面が続き気が重くなった。
しかも、しばらく登ってもチゴユリがちらほらある程度であまり面白みがない。
それでも頑張って登っていくと、まもなく頂上に着いてしまった。
とその時、家内がうずくまって何かに見入っている。
近づいてみると、ユリであった。
回りを見渡すと、ウスノキやツツジの茂みの中に、ポツンポツンと見かけられる。
こんな山のてっぺんに、何ユリだろう。
葉は、ヒメサユリかササユリのようだが、それにしてはみな蕾が小さい。
中には、オレンジ色の蕾を三つ付けたものもある。
30坪程の頂上に十数本もあっただろうか。
みな蕾の状態で、開いているものはなかった。
ササユリは、新潟のしかも下越地方には聞いたことがないけれど、ひょっとして、新発見ではないだろうかなどと勝手な想像を働かせる。
下山は、登ってきた道と少し違う道を下り始めた。
10mも下りたろうか。
土留めをした階段のすぐ脇に、ピンクのユリが一輪咲いていた。
なんと、高さは20cmもあるかどうか。
山の下の方を向いて開いた花の大きさが妙に大きく感じられた。
ヒメサユリだ!
途中にはほとんど見かけなかったのに、こんな山の上々付近にだけ、どうして集中して生育しているのだろう。
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