ブルーベリーに憧れて苗を買った。
もう、7、8年前になるだろうか。
小さい頃から、実の成る木が大好きだった。
実が成る前には花が咲く。
花を観賞して、さらに果実まで収穫できるのである。
ところが、ブルーベリーを買った頃は、寒地系と暖地系があるなんて知らなかった。
雪国に住んでいるのに、最初に暖地系の”ホームベル”という品種の苗を買ってしまった。
その後、一種類だけでは実が付きにくいというのを知って、同じく暖地系の”ティフブルー”という品種の苗を買い足した。
気づいたときは後の祭りであった。
冬になって、雪がちらちらする頃になると、軒下に鉢を移動てやる。
春になれば、日に当ててやるために日当たりに移動してやらなければならない。
ところが、5、6年前、”ティフブルー”と”ホームベル”を10号の駄温鉢に一緒に植えた。
10号鉢というから、直径が30cmの大鉢である。
腰の悪いわたしには、土の入った鉢だけでも重くて大変なのに、ブルーベリーはややこしく枝が出て、高さ1.5mくらいに伸びている。
下手をすれば、枝で目を突き刺す恐れもあるのである。
移動するにも、すごく神経を使う。
後から、同じ暖地系の”ウッダート”という種類の苗を買い足した。
3種類あれば、バッチリ受粉・交配して、確実に実がいっぱい成るはずである。
ところが、この”ウッダート”を買ってしばらくした頃、挿し木をして2鉢になっていたのだ。
2鉢あれば、場所もとられるし、植え替えもしていなかったので、少し前から気になっていた。
そこで、一つの鉢に植え替えることにした。
柔らかい根は、鉢一杯に広がり、用土の栄養分もほとんど失われているようだった。
高さは1mほどにおさえてあったが、途中の枝があちこちに伸びて、非常に作業がやりにくい。
うちの”ウッダート”は、なぜか枝が真横に伸びて、先のほうが少し下に垂れるのである。
まるで、「枝垂れブルーベリー」といった感じである。
扱いにくい枝振りの木である。
鉢から抜いて、よく古土を落とし、根も少し整理して、7号鉢に植え替えた。
用土は、再生土にたっぷりと腐葉土を混ぜて、1mm目のフルイを通した用土にピートモスを三分の一くらいも入れて使った。
もう、枝の先々に新しい花芽がついている。
これでよく日の当たる場所においておいてやれば、初夏には実をいっぱいつけてくれるはずである。
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