
再復刻版・「 静電三法」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4990231015/bouhanbousaia-22/
マイナスイオンは、体にいいことは、誰でも認めることと思いますが、植物にも好結果をもたらすことはほとんど知られていないようです。
でも、考えてみると、鈍感な人間でさえ恩恵を被るとなると、同じ生き物である、敏感な植物が何も感受していないということは考えられないことです。
楢崎皐月(ならさき こうげつ)という人が、50年前の1958年に「静電三法」という本を出しました。
上の写真は、その再復刻版で2006年に出版されたものです。
楢崎皐月氏は、長年にわたり、マイナスイオンと植物の関係について研究をしました。
もっとも、時代からして、植物といっても農業にかかわる事象を研究しているわけですが。
これらは、もちろん山野草の栽培にも関係してくるわけで、マイナスイオンの力を上手に引き出せれば、山野草も気持ちよく成長してくれるのは間違いありません。
山野草にも関係がありそうな箇所を列記してみます。
1) ハウスのように、風よけをすると、囲いの内側でプラスイオン濃度が増す傾向にあり、そのため害虫が発生しやすい。
2) 針葉樹や竹林のある場所は、マイナスイオンが大量に発生するので、周りの作物の生育に非常によい影響を与える。
3) 山から平地に連なる三角形の平地の部分は、とくに沢や谷などから風が起こりやすくマイナスイオンが発生しやすいよい場所である。
4) 海岸線の陸地や湖、大きな皮の周辺、そして周りが山に囲まれた平地などは、昼と夜の温度差が激しいため、上昇気流が起きやすい。マイナスイオンは、そういう上昇気流の風に乗って発生しやすい。
5) ふだんから、煙やもや、霧のかかる場所、そして日当たりの悪い場所では、湿度が高く、水のクラスターが大きくなってしまうので、マイナスイオンが発生しにくく、プラスイオン濃度が増す傾向にある。
8) 塵の多い大気中では、プラスイオンが増して、マイナスイオンをすべて吸着して消してしまう傾向がある。
9) 一般に、雨が降っているとき、とくに、長期にわたって降っているときには、マイナスイオンが不足する。
また、楢崎皐月氏は、マイナスイオンを増やす方法もいくつか考え出しています。
1) 一番効果的な方法として、地面に直径1m、深さ1mの穴を掘って、木炭や活性炭を30cmの深さまで埋めるという方法。これで、半径15m、直径30mの円の中がマイナスイオンの豊かな土地に変わる。
2) 樹木のてっぺんに、30cmくらいの金属の棒を取り付けると、その周辺のマイナスイオンを増やすことができる。
3) できるだけ細かいメッシュの、タテ1m、ヨコ2m位の金網を、地面から60cmくらいのところに設置する。金網からは、地中40cmくらいにアースを埋める。なお、この金網は、風上に設置するのが原則である。これで、半径50mから100m近くのプラスイオンを吸収して中和してしまい、プラスイオン過剰の環境を改善して、マイナスイオンを増やすことができる。